千葉県木更津市のクルックフィールズへ、幼児連れで行ってきました。行く前は「おしゃれな農場とレストランの場所」という印象でしたが、実際には子どもが歩いて、見つけて、手を動かせる場所がたくさんあります。草間彌生作品をはじめとするアートも場内にあり、大人だけで訪れても写真を撮りながらゆっくり巡れそうでした。

一番伝えたいのは、親子のおでかけ先としてかなり楽しい一方で、マイボトルを忘れないことです。今回、場内に自動販売機は見当たらず、給水スポットで水を補充しながら歩きました。夏は特に、飲み物を入れられるボトルを家族分持っていくと安心です。

今回わかったこと

  • 自然の中にアート、動物、畑、遊び場が点在し、子どもと歩くだけでも発見が多い
  • 季節や開催日により、収穫・生きもの観察・動物ふれあいなどの体験がある。内容と料金は事前確認が必要

  • 場内で自動販売機は見当たらなかった。給水スポットを使えるマイボトルは必携
  • 地中図書館はメンバー登録と予約が必要。親子で静かに本を読む時間をつくりたい人に魅力的
  • ベーカリー「Lanka」のパンは、パン目当てでまた来たいと思うおいしさだった

入場料は大人800円、小学生400円。未就学児と駐車場は無料

2026年7月25日現在、入場時にかかる料金は次のとおりです。大人は入場料500円と保全料300円、小学生は入場料300円と保全料100円の合計です。未就学児は無料で、駐車場も無料です。

| 区分 | 一般の料金 | メンバーの料金 | | -------- | --------------------------------: | ------------------: | | 大人 | 800円(入場料500円+保全料300円) | 300円(保全料のみ) | | 小学生 | 400円(入場料300円+保全料100円) | 100円(保全料のみ) | | 未就学児 | 無料 | 無料 | | 駐車場 | 無料 | 無料 |

メンバー登録をすると入場料が不要になり、保全料のみで入場できます。地中図書館を利用するならメンバー登録が必要なので、親子で何度か訪れる予定がある場合は、登録条件と年会費も含めてメンバーシップページを確認してから考えるとよさそうです。

子どもが飽きにくい、自然とアートの広いフィールド

クルックフィールズは、農・食・アート・自然が一つの敷地にある場所です。公式案内によると、敷地は東京ドーム約6個分。歩いているだけで、畑や動物、遊び場、建物、アートが次々に現れます。営業日・営業時間・場内ルールは出発前に確認しておくのがおすすめです。

幼児とのおでかけでは、「次は何があるかな」と気分を切り替えながら歩けるのが助かりました。小川のそばをのぞいたり、大きなブランコを見つけたり、芝生を歩いたり。目的地を一つだけにせず、散歩そのものを楽しむつもりで時間を取るとよさそうです。

緑の丘を背景に、水辺に設置された赤に白い水玉のアート作品
水辺に現れる鮮やかなアート。自然の景色の中でひときわ目を引きます。

アートのある風景は、親子のおでかけ写真にも、デートでゆっくり巡る時間にも合いそうでした。ただし、場内は坂や階段もあります。ベビーカーを使う場合や、歩き始めたばかりの子と回る場合は、無理に全部を回ろうとせず、地図を見ながら行きたい場所を絞ると安心です。

緑の畑と丘を背景に、水の中に立つ緑色の人物像のアート作品

畑と丘の景色の中にもアート作品があり、歩く途中に立ち止まるきっかけになります。

無料で参加できた収穫体験。イベントは先に確認を

今回の訪問では、野菜の収穫体験に参加しました。子ども用のかごを持ち、畑の中へ入って収穫する時間は、普段の買い物ではできない体験です。

このほかにも、木の実を積む体験、ビオトープの探索、フラワーブーケ作り、虫取り、動物とのふれあいなど、子どもが参加しやすい催しがありました。今回参加できたものには無料の体験も多く、「入場して散歩するだけ」で終わらないのがクルックフィールズのよさだと感じます。

ただし、体験の種類・開催日・参加費・予約方法は季節やイベントごとに変わります。たとえば2026年春の公式イベントでも、動物ふれあい体験、ビオトープ観察会、野菜収穫体験などが案内されていました。行きたい体験がある場合は、直前に公式のイベント・体験情報を確認してから予定を組むのが確実です。

自動販売機を探さない。マイボトルと給水スポットを活用

今回、場内で自動販売機は見当たりませんでした。一方で、マイボトルに無料で水を補充できる給水スポットが複数あり、歩く合間に何度も助けられました。

広い屋外を回るので、特に暑い季節は「飲み物を買えばいい」と考えず、最初から水筒やボトルを持参するのがおすすめです。場内マップにも給水スポットの案内があります。ペットボトルの持ち込みは控えるよう案内されているため、なおさら繰り返し使えるボトルが向いています。

飲食物の持ち込みにはルールがあります。通常の食事や飲み物を持ち込む前に、公式の場内ルールを確認してください。子どもの離乳食や栄養補助食品など、特別な利用は公式FAQで例外として案内されています。

予約して入りたい、地中図書館

今回とくに印象に残ったのが、土と植物に包まれるようにつくられた地中図書館です。外からは緑に溶け込む建物なのに、中に入ると本棚がぐるりと並び、光が差し込む空間になっています。

草で覆われた屋根の下に弧を描くように本棚が並ぶ地中図書館
地中図書館の外観。本棚と庭がゆるやかにつながるような空間でした。
草花が茂る庭から、地中図書館へ続く細い石の小道
庭を歩いて図書館へ向かう時間も、この場所らしい体験でした。

図書館内には、子どもと並んで読み聞かせをしやすいスペースもありました。外でたくさん動いたあと、少し静かな時間をつくりたい親子にはうれしい場所です。

地中図書館の利用には、KURKKU FIELDS MEMBERSHIPへの登録と事前予約が必要です。小学生以上は一人ずつのメンバー登録が必要で、小学生以下の子どもは大人の同伴で入館できます。メンバーになると、図書館を含むメンバー専用施設の利用や、イベントの先行案内などの特典があります。利用条件や営業時間は変わる可能性があるため、地中図書館の案内メンバーシップページで確認してから予約してください。

パンが主役級。Lankaも立ち寄りたい

散策の合間に立ち寄ったベーカリー「Lanka(ランカ)」のパンは、今回の楽しみの一つになりました。素朴な見た目なのに小麦の香りがしっかりしていて、食事としても満足感があります。パンが好きなら、ここを目的にしてもよいと思うほどでした。

Lankaでは、自社栽培・製粉の全粒粉をすべてのパンに使っています。パンを選んで、場内を歩きながらどこで食べるか考えるのも楽しい時間でした。営業状況や売り切れの可能性はあるため、施設案内で営業情報を確認してから向かうのが安心です。

屋外のテーブルに置いた、ソーセージと紫キャベツをはさんだパンとコーヒー
パンとコーヒーを、場内の屋外テーブルでゆっくり楽しみました。
ワッフルコーンに盛られた濃い茶色のソフトクリーム
歩いたあとの甘い休憩も楽しみの一つ。

子連れで持っていってよかったもの・次回の準備

今回の経験から、次に親子で行くときは次の準備をしていきます。

  • マイボトル:給水スポットを活用するため、子どもの分も含めて用意する
  • 帽子と日よけ:芝生や畑など、日差しを受けながら歩く場所が多い
  • 歩きやすい靴:芝生、土、坂道、階段を歩くため
  • 着替えとタオル:水辺や自然遊びで汚れたときのため
  • 虫よけ:屋外で長く過ごすなら用意しておくと安心

クルックフィールズは、遊具だけの場所でも、レストランだけの場所でもありません。自然の中を歩き、アートを見つけ、畑や動物に触れ、パンを食べ、本を読む。子どもの「次はあれを見たい」が続きやすく、大人も同じ景色を楽しめる場所でした。

イベントの内容や料金、営業時間、入場・予約条件は変更されるため、この記事の公式情報は2026年7月25日に確認したものです。おでかけ前には、KURKKU FIELDS公式サイトで最新情報をご確認ください。