クルックフィールズの入場料は、2026年7月30日時点で大人800円、小学生400円、未就学児は無料です。駐車場も無料でした。料金や利用条件は変わるため、おでかけ前には公式案内を確認してください。

入場料だけを見ると高いか迷うかもしれませんが、わが家は実際に3歳児と過ごしてみて、むしろ安いと感じました。無料で参加できる体験が多く、自然の中を歩きながら、親子でアートや動物、畑に触れられたからです。

千葉県木更津市のクルックフィールズへ、幼児連れで行ってきました。行く前は「おしゃれな農場とレストランの場所」という印象でしたが、実際には子どもが歩いて、見つけて、手を動かせる場所がたくさんあります。草間彌生作品をはじめとするアートも場内にあり、大人だけで訪れても写真を撮りながらゆっくり巡れそうでした。

特によかったのは地中図書館です。利用にはメンバー登録と予約が必要ですが、親子で静かに本を楽しめる空間まで含めると、また訪れたいと思いました。千葉県民は地域メンバーの年会費が大人500円なので、繰り返し訪れたい家庭には特におすすめです。

子どもと行く前に知っておきたい4つのこと

  • 参加したい体験プログラムは、混雑する時期だと早い時間に定員が埋まる。到着後は受付を先に
  • 自動販売機は少なく、無料の給水スポットがある。家族分のマイボトルを持っていく
  • 地中図書館はメンバー登録と事前予約が必要。当日その場では入れない
  • 千葉県民は地域メンバーの年会費が大人500円。繰り返し訪れたい家庭には特におすすめ

入場料・駐車場|大人800円、未就学児と駐車場は無料

2026年7月30日現在、入場時にかかる料金は次のとおりです。大人は入場料500円と保全料300円、小学生は入場料300円と保全料100円の合計です。未就学児は無料で、駐車場も無料です。

区分一般の料金メンバーの料金
大人800円(入場料500円+保全料300円)300円(保全料のみ)
小学生400円(入場料300円+保全料100円)100円(保全料のみ)
未就学児無料無料
駐車場無料無料

メンバー登録をすると入場料が不要になり、通常は保全料のみで入場できます。年会費は一般メンバーが大人(中学生以上)1,000円・小学生500円、千葉県民の地域メンバーが大人500円・小学生300円です。

メンバーは買い物など30分以内の利用なら無料で案内され、入場時に申し出ると保全料もキャッシュバックされます。ベーカリー「Lanka」だけを利用したいときにも使える仕組みです。利用時はエントランスのインフォメーションスタッフへ申し出てください。地中図書館の利用にもメンバー登録が必要です。

フィールド|自然とアートで子どもが飽きにくい

クルックフィールズは、農・食・アート・自然が一つの敷地にある場所です。公式案内によると、敷地は東京ドーム約6個分。歩いているだけで、畑や動物、遊び場、建物、アートが次々に現れます。営業日・営業時間・場内ルールは出発前に確認しておくのがおすすめです。

幼児とのおでかけでは、「次は何があるかな」と気分を切り替えながら歩けるのが助かりました。小川のそばをのぞいたり、大きなブランコを見つけたり、芝生を歩いたり。目的地を一つだけにせず、散歩そのものを楽しむつもりで時間を取るとよさそうです。

緑の丘を背景に、水辺に設置された赤に白い水玉のアート作品
水辺に現れる鮮やかなアート。自然の景色の中でひときわ目を引きます。

アートのある風景は、親子のおでかけ写真にも、デートでゆっくり巡る時間にも合いそうでした。ただし、場内は坂や階段もあります。ベビーカーを使う場合や、歩き始めたばかりの子と回る場合は、無理に全部を回ろうとせず、地図を見ながら行きたい場所を絞ると安心です。

緑の畑と丘を背景に、水の中に立つ緑色の人物像のアート作品

畑と丘の景色の中にもアート作品があり、歩く途中に立ち止まるきっかけになります。

収穫体験|1,000円。混雑日は早めに受付を

今回の訪問では、1,000円の野菜収穫体験に参加しました。子ども用のかごを持ち、畑の中へ入って収穫する時間は、普段の買い物ではできない体験です。

このほかにも、木の実を積む体験、ビオトープの探索、フラワーブーケ作り、虫取り、動物とのふれあいなど、子どもが参加しやすい催しがありました。無料のものも有料のものもあり、「入場して散歩するだけ」で終わらないのがクルックフィールズのよさだと感じます。

ただし、時期によっては場内がかなり混雑し、早いうちに体験プログラムの定員が埋まります。参加したいものが決まっているなら、直前にイベント・体験情報で開催日・参加費・受付方法を確認し、到着後は先に受付を済ませるのがおすすめです。

飲み物|自動販売機は少なめ、マイボトルが必携

場内に自動販売機はありましたが、数は多くありません。一方で、マイボトルに無料で水を補充できる給水スポットが複数あり、歩く合間に何度も助けられました。

広い屋外を回るので、特に暑い季節は「飲み物を買えばいい」と考えず、最初から水筒やボトルを持参するのがおすすめです。場内マップにも給水スポットの案内があります。ペットボトルの持ち込みは控えるよう案内されているため、なおさら繰り返し使えるボトルが向いています。

飲食物の持ち込みにはルールがあります。通常の食事や飲み物を持ち込む前に、公式の場内ルールを確認してください。子どもの離乳食や栄養補助食品など、特別な利用は公式FAQで例外として案内されています。

地中図書館|予約して入りたい

今回とくに印象に残ったのが、土と植物に包まれるようにつくられた地中図書館です。外からは緑に溶け込む建物なのに、中に入ると本棚がぐるりと並び、光が差し込む空間になっています。

草で覆われた屋根の下に弧を描くように本棚が並ぶ地中図書館
地中図書館の外観。本棚と庭がゆるやかにつながるような空間でした。
草花が茂る庭から、地中図書館へ続く細い石の小道
庭を歩いて図書館へ向かう時間も、この場所らしい体験でした。

図書館内には、子どもと並んで読み聞かせをしやすいスペースもありました。外でたくさん動いたあと、少し静かな時間をつくりたい親子にはうれしい場所です。

地中図書館の利用には、KURKKU FIELDS MEMBERSHIPへの登録と事前予約が必要です。小学生以上は一人ずつのメンバー登録が必要で、小学生以下の子どもは大人の同伴で入館できます。メンバーになると、図書館を含むメンバー専用施設の利用や、イベントの先行案内などの特典があります。利用条件や営業時間は変わる可能性があるため、地中図書館の案内とメンバーシップページで確認してから予約してください。

ベーカリーとLanka|パンが主役級

散策の合間に立ち寄ったのが、ベーカリー「Lanka(ランカ)」です。見た目は素朴ですが、一つで食事になるくらいの食べ応えがありました。

Lankaでは、自社栽培・製粉の全粒粉をすべてのパンに使っています。パンを選んで、場内を歩きながらどこで食べるか考えるのも楽しい時間でした。

メンバーは、買い物など30分以内なら無料で案内されるため、Lankaだけを目的に立ち寄ることもできます。入場時に短時間利用であることをエントランスで申し出てください。営業状況や売り切れの可能性はあるため、施設案内で営業情報を確認してから向かうのが安心です。

屋外のテーブルに置いた、ソーセージと紫キャベツをはさんだパンとコーヒー
パンとコーヒーを、場内の屋外テーブルでゆっくり楽しみました。
ワッフルコーンに盛られた濃い茶色のソフトクリーム
歩いたあとの甘い休憩も楽しみの一つ。

まとめ|持っていってよかったもの・次回の準備

今回の経験から、次に親子で行くときは次の準備をしていきます。

  • マイボトル:給水スポットを活用するため、子どもの分も含めて用意する
  • 帽子と日よけ:芝生や畑など、日差しを受けながら歩く場所が多い
  • 歩きやすい靴:芝生、土、坂道、階段を歩くため
  • 着替えとタオル:水辺や自然遊びで汚れたときのため
  • 虫よけ:屋外で長く過ごすなら用意しておくと安心

クルックフィールズは、遊具だけの場所でも、レストランだけの場所でもありません。自然の中を歩き、アートを見つけ、畑や動物に触れ、パンを食べ、本を読む。子どもの「次はあれを見たい」が続きやすく、大人も同じ景色を楽しめる場所でした。

夏に水遊びもさせたい場合は、埼玉県の国営武蔵丘陵森林公園の水遊び場も候補になります。あちらは駐車場の入り方と場所取りにコツがありました。

イベントの内容や料金、営業時間、入場・予約条件は変更されるため、この記事の施設情報は2026年7月30日に確認したものです。おでかけ前には、KURKKU FIELDS公式サイトで最新情報をご確認ください。

次のおでかけは、どんな時間を過ごす?