3歳子連れ・青森2泊3日旅行記〈全4編〉

  1. ① 旅の始まり編:どこかにビューーン!
  2. ② 青森市編:1日で大満足の観光プラン(この記事)
  3. ③ 奥入瀬・十和田湖編:抱っことバスの失敗
  4. ④ 青森屋編:怖かったねぶたが大好きに

新青森駅に着くのは10時07分。「初日は移動で半日終わっちゃうし、あまり回れないかな」と思っていました。

ところが実際は、のっけ丼、りんごのジェラート、美術館、三内丸山遺跡、最後は大きなねぶたまで! 振り返ると「これ、本当に1日で回ったの?」と思うほど、青森らしさをぎゅっと楽しめました。

3歳の娘のお昼寝まで、運よくバス移動にすっぽり収まるというおまけ付き。少し忙しかったけれど、到着日だけでも青森に来てよかったと思える、大満足の1日になりました。

実際に回ってよかったこと

  • 午前は市場の海鮮、午後はアートと縄文、夕方はねぶたを楽しめる
  • 最初に駅近ホテルへ荷物を置くと、3歳児連れでも動きやすい
  • 美術館へ向かうバスを昼寝時間にできた
  • 美術館と三内丸山遺跡をセットにすると郊外移動をまとめられる

新青森10時07分着から回った1日プラン

  1. 10:07新青森駅着在来線で青森駅へ
  2. 午前ホテルに荷物を預ける大きな荷物を置いて身軽に
  3. 11時頃青森魚菜センター・のっけ丼家族それぞれ好きな具を選ぶ
  4. A-FACTORY買い物とジェラートで休憩
  5. 移動中美術館行きのバスで昼寝午後の観光に備えて体力を回復
  6. 13:30頃青森県立美術館ミッフィー展と「あおもり犬」
  7. 午後三内丸山遺跡大型建物と縄文の暮らし
  8. 夕方お食事処おさない三内丸山遺跡から市街地へ戻って夕食
  9. 夕食後ねぶたの家 ワ・ラッセ大型ねぶたを見てホテルへ

ルートは、青森駅周辺→郊外の美術館・遺跡→青森駅周辺。最初は「詰め込みすぎかな?」と心配でしたが、近い場所をまとめたので、意外と無駄なく回れました。

そして助かったのが、美術館へ向かうバス。午前中から新幹線、のっけ丼、A-FACTORYと動き回った娘は、バスに乗るとすぐにお昼寝してくれました。「今寝てくれたら最高!」という親の願いどおりです。美術館に着く頃には目を覚まし、午後もご機嫌でスタートできました。

子連れで1日を満喫できたのは、観光の合間に改めて昼寝場所を探すのではなく、郊外へ向かう移動時間を昼寝に使えたことも大きかったです。ただし、乗り物で眠れない子の場合は、美術館か三内丸山遺跡のどちらかに絞るほうが余裕があります。

同じプランを再現するなら

バスの本数と各施設の閉館時刻を先に確認してください。わが家の時刻は2026年6月の実績で、季節や曜日によって変わります。

最初の昼食は、選ぶ時間まで楽しい「のっけ丼」

最初のお昼は、楽しみにしていた「のっけ丼」。わが家は12枚つづり2,200円のチケットセットを2枚購入しました。ご飯を受け取るとき、子どもの分は親の丼から半分取り分けて、小盛りの丼にしてもらえるようお願いしました。

食事券を持って市場の中を歩き、「この海老ください」「次はホタテ!」と、好きな具を少しずつのせてもらいます。大人もつい真剣になる楽しさでした。

大人は海鮮をたっぷり。子ども用には、卵や海老など食べやすそうなものを中心に選びました。同じ店で全員同じ定食を頼むより、食べる量と好みに合わせられるのが子連れには助かります。

海老、ほたて、まぐろ、いくらなどをのせた三つののっけ丼

「何をのせる?」と選ぶところから昼食。旅の最初から青森に来た実感が湧きました。

A-FACTORYは、午後の郊外観光前の小休憩に

昼食後は青森駅近くのA-FACTORYへ。「SKIP EGG」でアップルパイを、「ジェラート・ナチュレ」でジェラートを食べました。同じ建物の中で青森らしいりんごのおやつをあれこれ選べるので、つい両方食べたくなります。

A-FACTORYのSKIP EGGで食べた、りんごが見える四角いアップルパイ

SKIP EGGのアップルパイ。つやつやのりんごが見えるだけで、食べる前からわくわくしました。

長い休憩ではありませんでしたが、甘いものを挟んだことで、美術館へ向かう前に子どもの機嫌とお腹を整えられました。

駅周辺でお土産を見る時間を先に作ったことで、最終日に慌てて買い物を詰め込まずに済みました。

親子で楽しめた青森県立美術館

この日は、ちょうど「誕生70周年記念 ミッフィー展」の開催中。娘が知っているミッフィーがいるおかげで、「大人の美術館に付き合わせている」感じにならず、親子で一緒に楽しめました。会期は2026年4月18日から6月21日までだったので、これは本当に運がよかったです。

屋外の「あおもり犬」は、写真で見る以上の大きさ。専用通路には階段があり、展示棟から往復10〜15分ほどかかると公式案内にあります。幼児連れは閉館間際ではなく、時間と体力を残して向かうのがおすすめです。

高いコンクリート壁に囲まれた屋外空間に立つ白いあおもり犬

奈良美智さんによる「あおもり犬」。作品の大きさと空間を丸ごと味わえました。

三内丸山遺跡で、縄文のスケールを体感

青森県立美術館の次は三内丸山遺跡へ。大型掘立柱建物跡では、直径・深さとも約2メートルの柱穴が見つかり、約1メートルのクリの柱が残っていたと公式サイトにあります。

正直、行く前は「3歳児に遺跡はまだ早いかな?」と思っていました。でも大きな復元建物は、知識がなくても迫力があります。「昔の人、これを作ったの?」と、大人のほうが夢中になってしまいました。

青空の下に立つ三内丸山遺跡の大型掘立柱建物

写真に収めてもこの存在感。広い空と木造の建物が印象的で、実物を前にするとさらに大きく感じました。

遺跡のあとは「お食事処おさない」で早めの夕食

三内丸山遺跡を見たあとは青森駅周辺へ戻り、「お食事処おさない」へ行きました。開店と同時に着いたのですが、すでに並んでいる人がいました。食べ終えて外へ出る頃には、さらに長い行列に。「早めに来てよかった」と思った瞬間です。

朝から動きっぱなしだったので、ここで座って温かいごはんを食べられて、親も娘もひと休みできました。

この日は、帆立を卵でふんわりとじた青森の郷土料理「ほたての貝焼き」を定食でいただきました。子ども向けのメニューはなかったので、親の料理を取り分けることに。昼ののっけ丼とはまた違う青森の海の味を楽しみ、「今日は本当によく食べたね」と話しながら夕食を終え、最後の目的地ワ・ラッセへ向かいました。

お食事処おさないで食べたほたての貝焼き、ごはん、みそ汁、小鉢の定食

三内丸山遺跡のあとの夕食。温かいほたての貝焼きを、子どもにも取り分けました。

最後はワ・ラッセ。大型ねぶたで1日を締める

おさないで夕食をとったあと、最後は「ねぶたの家 ワ・ラッセ」へ。青森市の案内では、受賞した大型ねぶたを展示し、祭りの歴史や魅力を通年で紹介する施設です。

暗い館内で光るねぶたは迫力満点。3歳の娘はまだ少し怖がっていましたが、この出会いが翌日の青森屋につながります。青森市の昼を海鮮から始め、夜をねぶたで終える流れは、「今日は青森を見た」という満足感がありました。

ねぶたの家ワ・ラッセで大型ねぶたを眺める親子の後ろ姿

巨大なねぶたを見上げる親子。翌日の青森屋では、怖かったねぶたが楽しみに変わります。

約1,000円高くても、駅近・バストイレ別を選んだ

当初はアートホテル青森を13,883円で予約していましたが、一休.comでダイワロイネットホテル青森を14,880円で予約し直しました。差額は997円です。

決め手は、青森駅から近く荷物を預けやすいことと、バス・トイレが分かれた客室で3歳児をお風呂に入れやすいこと。建物の1階がコンビニなのも、子連れでは便利でした。宿の公式資料では青森駅から徒歩約5分、今回予約したモデレートクイーンは22.5平方メートルと案内されています。

朝から夜まで観光する日は、ホテルの立地がそのまま休憩時間になります。最安値ではなく、「到着後すぐ荷物を置ける」「帰ったら子どもをお風呂へ入れやすい」を997円で買った、と考えました。

青森市を1日で大満足できた理由

満足できたポイント

  • 海鮮・りんご・アート・縄文・ねぶたと内容が重ならない
  • 親向けの観光だけでなく、子どもが知っている展示もあった
  • 美術館へ向かうバスを昼寝時間として使えた
  • 駅周辺と郊外を分け、移動の方向を整理できた
  • 到着日から青森らしい写真と思い出がたくさん残った

気をつけたいポイント

  • バスで眠れない子には、かなり濃い行程になる
  • バス時刻と閉館時刻の事前確認が必要
  • 美術館と遺跡は歩くため、最後の体力を残しておく
  • 子どもの様子次第では、郊外施設を一つ減らす

全員に同じ詰め込みプランがおすすめ、という意味ではありません。それでも「青森市で丸1日なら何ができる?」と聞かれたら、わが家はこの順番をすすめたいです。食、文化、歴史が切り替わるので、大人も3歳児も飽きる前に次の楽しみへ進めました。

翌日は、市街地を離れて新緑の奥入瀬と十和田湖へ。

③ 抱っこ続きと帰りのバスで失敗した奥入瀬編を読む →

3歳子連れ・青森2泊3日旅行記〈全4編〉

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